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2004年「あなたの注目の新春ドラマは?」の結果


【1位「僕と彼女と彼女の生きる道」】
 親子とは?また家族とはどうあるべきか?家族でありながら、その軽薄さが多い現代においてある意味問題提起になったドラマではなかろうか?徹朗を演じた草なぎ剛はもちろん、凛を演じた美山加恋の演技も良かった。また、父親、さらに子供の心情も丁寧に描かれていた。でも、個人的には「僕の生きる道」程のインパクトは無かったと思う。やはり第2弾となるとハードルは高くなりますね。

【2位「砂の器」】
 原作だと終盤になるまで犯人がわからないし、読み終わってもそんなに面白いとは感じなかった。そのままドラマ化するより和賀英良の視点から描いた事により、内容的にわかりやすくなっているし原作以上に面白かった。出来は素晴らしいと思うし、自分の中での今クールのナンバーワンは「砂の器」。り原作では和賀の実父はハンセン病なのだが、色々な事情によりその設定を殺人犯に変えたと思うのだが、結果的に良い方向に転んだと思う。だが、その結果、ラストをああ描かなければならなかった点は不満。ラストシーンは原作通りの方が終わり方としては綺麗だと思う。

【3位「プライド」】
 野島伸司、大多亮、木村拓哉とドラマ界最強の人間がそろいながらも視聴率的には思った程の数字ではなかったように思う。もちろん普通に考えればすごい数字なんだろうけれど…。内容的には直球のラブストーリーだし、“古き良き時代のドラマ”をなぞっただけという感じは否めない。懐かしい感じはしても、長年ドラマを見てる人間としてはワクワク感はしなかった。この3人が関わったのなら、やっぱり今後のドラマ界を引っ張るような物を創ってもらいたかった。

【4位「白い巨塔(第2部)」】

 フジテレビ開局45周年記念ドラマと冠を打っただけあって第2部も見応えはあったし面白かった。見ていて1時間がすごく短く感じて、あれもう終わりなのと毎週思った。始まった頃は唐沢寿明の財前五郎はかなり違和感があったのだが、見ているうちに慣れもあってなかなか良いかもと感じた。ただ、最後まで花森ケイ子役の黒木瞳には違和感が消える事はなかった…。

【5位「エースをねらえ!」】

 テレビ朝日開局45周年記念ドラマと冠を打った割にはフジテレビの「白い巨塔」と比べると寂しい限り。原作を知っているとやっぱり上辺だけをなぞったとしか感じられない。作者の山本鈴美香は漫画連載中に病気(だったかな?)で3度程、執筆を断念しようとしたと思うが、それを乗り越えて完結したのがこの「エースをねらえ!」。それだけに漫画はそういう心血注いだ熱意が感じられるのだが、ドラマ版では…。最後の終わり方もありきたり。数年後のシーンで終わるより、岡ひろみが飛行機に乗る寸前に 宗方仁の「岡、エースをねらえ!」という台詞で終わった方がエースらしいと思うのだが…。。